株式会社西日本メタル

私たちの目指すもの

「価値創造」を基本理念に掲げた“提案柄リサイクル企業”

代表取締役社長 井上 政治

代表取締役社長 井上 政治

製鉄の生産処理工程では多種多様な副産物が発生します。
当社は、それらを的確・スピーディーに処理を行うことで
再利用可能な有価資源を取り出し、お客様に提供させていただいております。
作業工程でのコスト削減・品質の向上への探求はもちろん、
安全性に配慮した作業環境の実現、高い品質性を実現できる管理体制の構築、
また人材の教育・育成にも力を入れています。
今後は技術力と開発力で付加価値のある提案型企業を目指してまいります。

会社方針

当社は、製鉄業におけるさまざまなシーン(鉄の生産工程)において、
環境面や資源の有効活用といった視点から見ると、さまざまな役割を担っていると考えております。
このさまざまな役割を「われわれに課せられた使命」と捉え、
【Resource(資源)】【Reuse(再活用)】【Refine(精製)】【Recycle(再生利用)】を掲げ、
技術の高度化と工夫によって提案型リサイクル企業を目指しております。

日本は資源の少ない国です。鉄を作る際に使用する資源(原料)は輸入に頼っているものがたくさんあります。
われわれは、限りある資源を有効に活用すべく、資源の「価値の創造」を基本理念に掲げております。

資源の「価値の創造」を具現化するもののひとつとして、溶断作業があります。
自社開発の自動溶断機を用いて、通常の溶断機では容易に処理できないスラグ付大塊地金や
長尺スラブなどを安全でスピーディーに処理し、資源の再活用を支えています。

資源の「価値の創造」を具現化するもののひとつとして、地金精製(スラグ処理)作業があります。
自社開発のプラント設備を用いて、スラグ付メタルからスラグを除去し、メタルを回収しています。
回収したメタルはそのまま原料としてリターンしたり、別のプラント設備で再処理を行い
高品位化して再利用します。スラグはセメント原料など別の用途に再利用されています。

上記のような処理を行い、鉄の生産工程から発生するさまざまな副産物から
再び資源となるように再生処理しています。これらの資源を100%リサイクルすることによって、
資源の「価値の創造」を形にするとともに、地球環境の保全にも貢献したいと考えています。